+近年、建築家が子どもたちに対して行うワークショップが美術館を中心に多く開催されるようになってきています。先の日記にもあるように、今回、ほぼ同時期に別々の場所で開催された、伊東豊雄、藤森照信、山本理顕の3氏それぞれのワークショップを取材。また、OZONE建築家ワークショップ校長の真壁智治氏、またライフワークとして建築ワークショップを行っている鈴木明氏にもお話をうかがいました。3つの事例レポートと、建築家が行うワークショップの背後に何が見えるのか。9月10日号の日経アーキテクチュア、是非ご覧になってください。表紙を開いてすぐに登場するPEOPLE FILEというページも田中が担当しました。
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+朝、選挙を済ませてから移動。

+新宿OZONEで開催された建築家、山本理顕さんのワークショップを取材。参加者は小学生約10名にその親御さんたちとサポートの工学院大学の学生達。今日は、街へ出てリサーチをしましょうということで、さっそく文化学院裏の住宅街へ探索する。街のポイントポイントで、山本さんによる街のでき方に関するミニ解説を挟みながら、子供達は自分の目で街を見ていく。何でこうなっているのか、もっとこうなったらいいのにということまで考えてみる。先のワークショップとは異なり、個人で考える自発性を促すプログラムだ。

+一時間ほど街歩きをしOZONEの会場へ戻ると、朝にはなかった巨大な敷地模型が大学生の手によって作られていました。建物のボリュームだけが再現されていて、それ以外の道路や塀などは、ないものとして設定。早速、全員で模型の街の中へ入り込みながら、それぞれが好きな場所で理想の街を作っていきます。

+3時間ほどでタイムリミット。元の街を想像することもできないくらい夢の街が完成。

+mosakiも1つ作ってみました。
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+逗子からバスで20分。神奈川県立近代美術館で開催中の伊東豊雄展に合わせて行われた伊東さんのワークショップを取材。集まったのは小学生を中心に約20名。伊東さん、伊東事務所の方々、そしてボランティアの大学生約20名と一緒に「やわらかな家」を作る。発布スチロールのが詰まった直径15センチほどの手作りクッション900個を使って、午前中はアーチを作り(写真上:丸いクッションに穴を空け、通したゴムチューブを思いっきり引っ張り、ボードに固定&自立させる)、午後はクッションを積み上げることで高さ2m弱の小さな家を作った。

+単なる偶然だとは思うが、先日の藤森さんのワークショップで完成した小屋http://blog.mosaki.com/?eid=653963と見た目の形状や、また構造的な作り方にも酷似する部分がある。

+取材の合間に伊東展を見学。先のイベント巡礼で取り上げたオペラシティーでの伊東展は、その後、仙台メディアテークそして神奈川近代美術館へ巡回。同じタイトルだが、その場所場所に合わせて、コンセプトや展示物も変化させている。(因みに仙台の展示は見逃してしまったのですが、)今回の展示で、印象的なのはそれぞれのプロジェクトを時系列で見せる部分。オーソドックスかもしれませんが、キャプションの付け方だったり、スタディ模型の配置など、細かい部分にいたるまで作り込まれていて、非常に楽しい展示になっています。海水浴がてら是非、みなさんも行ってはいかがでしょうか。



+家に戻って、残業。家の玄関先からお隣さんたちと一緒に花火見物。今日は隅田川花火大会だ。菊竹建築の向こうに打ち上がる。
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+そこに一貫する強いモノが見えた時、最高に興奮するし痺れる。帰り際、日曜日なのにガラガラの表参道ヒルズのスロープを歩きながら話し続ける二人。

+雑誌の仕事で、中山英之さんへのインタビュー取材をさせていただいた。Hanaとカメラマンの山本さん、編集部の方々と一緒に青山の事務所へ。建築との出会いから学生時代、伊東事務所、先日吉岡賞を受賞した住宅「2004」、そしてこれから。どの瞬間、どのエピソードもすべて振り切れていて、しかも繋がっている。「2004」という住宅一つとっても、(話題になっていた)パース、クローバーから始まるストーリー、出来上がった空間を越えたもう一つ上のメタレベルで、豊かな建築に対する姿勢が確立されている。Hanaのテキストと山本さんの写真がまずまず楽しみだ。
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+新しいプロジェクト「D」で、000studioの松川さんをインタビュー。内容は伏せておきます。とにかくスリリングな内容でした。しびれる言葉を沢山聞くことが出てきました。まだまだ建築の可能性はあると思いました。そういう可能性を言葉に、作品に込めている人にどんどん会いに行きたいと思います。松川さん、9時間もの長い時間、本当にありがとうございました。
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+TOKYO SOURCEで田中陽明さんをとりあげるために米田さんがインタビュー。そのサポートを二人で。
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+大学のあと銀座へ。ホテル西洋の前でHanaと待ち合わせてギャラリー小柳の取材。ディレクターの橋口さんにお話をうかがう。

+杉本博司、ルイザ・ランブリ、ウォルター・ニーダーマイヤー、トーマス・ルフ、鈴木理策などの作品集を解説していただきながら、現代美術における写真の立ち位置、またアートと建築との間で今、これから起ころうとしていることなどをうかがう。

  
 

+メモ:いわゆる建築写真ではない別の文脈で建築を対象にする作家が在る現代美術、写真はマテリアルとして選んだ結果であること、ルイザ・ランブリが撮った唯一の現代建築がSANAA、ランブリのプライベート性と杉本博司のストレートな普遍性、トーマス・ルフおもしろい、従来の建築写真にある嘘、アーティストのアプローチによりリアリティーがある場合、現代美術に写真のフィールドができたこの20年、アートが建築をと撮りはじめたのではない、作家は変わらない、まわりがかわる、時代性が変わる。

+ギャラリーはすべて杉本博司のデザインによるものだそう。通していただいた部屋は白壁、グレーの絨毯、岸和郎のソファー、チッパーフィールドの棚、杉本博司の作品...が実にしっくりと、その空間に「浸透」している感じ。最後にコンクリートむき出しの天井や梁が漆喰仕上げになっていることに気づき驚く。 刺激的で貴重な数時間を過ごした。 

+現代美術と写真に関して全く無知だった僕らも、橋口さんにのわかりやすい言葉によって、いろんなことが開けた。紙面へ反映すること以上に僕らにとっての収穫は大きい。

+ギャラリー小柳から歩いて1分。京橋屋のカレーで一息。2回目。ここはとても落ち着ける。メニューや名刺のデザインがあまりにもいいので、Hanaがマスターに話しかけていたら、すべてマスターデザインによるものだそうな!!カレー屋の裏の顔は、ステーショナリーも展開しているデザイナーだったのでした。素敵な大根手ぬぐいを購入。

京橋と大根の関係

+風邪の徴候有り。ちょっと薬?んだり、少し隅田川沿いを走ったり。
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+今日の夕焼けの空には、いろんな方向に、鋭角の雲が浮いていて、その中にいくつかの飛行機雲が。そんな空を見ながら、九段下へ。

+九段ビルってのは、ここだったのか 。いつも九段下からco-labへ行く途中、武道館をすぎて坂を登り切ったところにある少しレトロなビル。その3階、superstoreにて写真家:本城直季さんの取材・インタビュー。

+この数年間で、あらゆるメディアに登場するようになった本城さんの写真ですが、技術的なことはもとより、ファインダーを通して何を見ているのか。TOKYO SOURCEにアップされている約1年前のインタビューからまた一つ次のステージへ進もうとされている。これからの方向性についていろいろとお話をしてくださいました。

+取材後、本城さんのマネージメントをされている野崎さんとお話する中で、大学の優秀作品集のディレクションを手伝っていただいている岡本さんが同ビルに事務所があることに気づき、階を一つ上がり突撃。突然の訪問にもかかわらず、事務所に招いてくださり、Hanaを紹介したり、仕事の話から風と建築?の話まで。co-labからとても近いので、またご飯でも食べましょうと言って九段ビルをあとにする。このビルには建築家の内藤さんも事務所を構えているそうな。

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+午後、新宿のNEWTOPSにてアーティストの片山博文さんを取材・インタビュー。東京などに住んでいると普段は見過ごしてしまうような都市の断片を切り取る。これは写真ではないと知ったときには、その技法自体に驚いてしまう。が、片山さんは驚くところで終わらないで、写真ではないところから生まれてくるその「表現」によって伝えたいという。その言葉が印象的だった。作品を見ていると不思議な感覚に包まれて、そこに表現された世界にぐっと引きつけられる何かが、確実にそこにある。

http://www.art-yuran.jp/2003/11/post_124.html
http://www.art-and-river-bank.net/ja/artist/katayama2/
http://www.art-and-river-bank.net/ja/artist/katayama/katayama.html

+夕方、銀座。ギャラリー小柳を取材の予定が先方の都合で延期に。ルイザ・ランブリ展の後、現在行われている杉本博司展を見る。
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+3年生設計演習3は2つめのテーマ「環境と省エネ/仮設建築」に突入。担当は今村先生。環境対応型の100人収容・仮設建築をデザインするという課題。現代における都心型大学の地域貢献を意識しながら、大学の広場に仮設建築を考える。2コマ×3回の集中的な即日課題なので、プログラムよりは「架構、構法、材料、システム、空間」を意識して設計に取り組む。今日はレクチャーのあとトレーシングペーパーにアイデアを書き出す作業が行われた。次週は、引き続き手書きでプレゼン作業、次々週はプレゼンとなる。

+Hanaは、映像ディレクターの小島淳二さん、写真家の森本美絵さんに取材・インタビュー。どちらも同席できずに残念。収穫はかなりあるらしい。

小島淳二さん
http://www.teeveeg.com/
http://www.spaceshowertv.com/vmc/program/vmc_selection/g_directors5.html

森本美絵さん
http://media.excite.co.jp/ism/shop/special/002/03books09_01.html
http://www.milbooks.com/shop/detail.php?code=BK050003

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